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続・ドイツでの印刷機材展

前回の続きで。

ドイツという国は印刷の本場だということなのでしょうが、展示会場も広大で丸々二日かけて回ったのですがあと一日欲しいなという感じでした。また展示されている機械もむやみやたらと巨大で、なんだか今のウチの会社にある設備が実にしょぼく思えてきて悲しかったです。まるで戦艦かと見間違うような機械がこれでもかと展示されていて、これならウチの機械は一寸法師のお椀か、よくて漁船やなと。

あと業界の方向付けとしてインクジェットプリンターの技術が熱いですよ、という感じでした。巨大だったり、高速だったり。おそらく数年後には既存のインキを使った印刷の立場はさらに厳しくなると思います。お客さんにしてみれば、それがどうした?という感じなのでしょうが。
そうやってやたらとデカい印刷機だとか、やたらと高性能な機械をみていると胸焼けがしてきたのですが、途中にほっとさせられた展示がありました。

活版印刷機の実演です。


これがわりと人を集めていて、みな物珍しそうに見入ってました。最新鋭の機械を見る人たちはややつり上がった目で「この機械はいいのか?悪いのか?儲かるのか?」みたいな鬼気迫る感じなのですが、この活版ブースではそんな人たちも、まったりモードに切り替わるようで。

展示会を見た後、あちらの印刷会社を見学させてもらいました。展示会で見たような巨大インクジェットプリンターが実際に使われていました。でかい。ガリバー漂流記に卓上プリンタが出てきたらこんな感じかと。


印刷とは全然関係ない話ですが、その会社でお手洗いを借りたら大の方のトイレの扉に落書きが。

Life is complex, complex is our life

…人生は複雑なりということですか?仕事がしんどかったのでしょうか。
便所の落書きにしては(らしく?)哲学的なところがこちらの社員さん、なかなか渋い。消されていないところを見ると、他の人も意外と共感しているのかもと邪推。ツアーのバスの出発時間が迫っているのに思わず撮影してしまいました。スミマセン。