ゲームの話

最後にゲームをしたのは大学生の頃。それ以来は友人の家でちょっとプレイするくらいなもので、ゲーム機を購入するということはなかった。ゲームは「別世界のおもちゃ」で、私には関係のないものだと思っていました。

しかしながら。この2年くらいで二つもゲーム機を買ってしまった。
Nintendo DSWii。何故買ったかというと世間の方々と似ていると思いますが、面白そうだったから。
岩田社長になってからの任天堂は門外漢の私から見ても、まぶしいばかりに輝いている。

で、それで遊んでいるかというと否で、それぞれハードの購入時に1本ソフトを買って、ちょっと遊んでは放置状態。

そんな私が、初めてゲームソフトをお金を出して買いました。

ザ・タワーDS
ザ・タワーDS
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デジトイズ (2008-06-26)
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"The Tower"というソフトです。ゲームの内容は横に置いておいて、どうしてこのソフトを買ったのか?



それは斉藤由多加さんというゲームクリエーターが作った新作だからです。

この斉藤由多加さん、その筋やMac業界では有名らしいのですが、私が知ったのはこの本。

「ハンバーガーを待つ3分間」の値段―企画を見つける着眼術 (幻冬舎文庫 (さ-21-1))
斎藤 由多加
幻冬舎
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おすすめ度の平均: 5.0
5 自然体の学術書
5 着想本の文庫化

奇抜なタイトルですが、良書です。こんな素敵な脳内構造をもった人がいて、その人の考え方やものの見方を学べる、という意味で「本って素晴らしい」と素直に思いました。(もともとは[www.1101.com/:title=ほぼ日]の連載)

で、この「The Tower」、初回予約版には斉藤氏直筆の小冊子(といっても立派な本)、「お父さんのためのゲーム企画講座 その1着想編」がついてくる、という特典付きだったので、人生初めてゲームを予約購入するということまでしてしまいました。

肝心のゲームの方は、ちょっと遊んだだけで相変わらず放置ですが、このおまけの本、相変わらず素晴らしく、2回ほど読んでしまいました。おそらく次回作がでたら、またゲームではなくておまけ目当てで買ってしまうはずでしょう。恐るべし。

ちなみに上記の"ハンバーガーを待つ3分間」の値段"は、前は千円だったのですが、今では文庫ででています。おすすめです。