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環境について

印刷業界では9月が「印刷の月」ということになっておりまして、毎年9月中旬になると東京で印刷産業に貢献のあった方々に対しての表彰を行うなどの式典が行われます。

それと同時に、環境に優しい印刷工場を表彰する「印刷産業環境優良工場」の表彰もおこなわれます。

弊社は今年の「印刷の月・環境優良工場表彰」にて、「日本印刷産業連合会 会長賞」を受賞することができました。

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以前から弊社は「グリーンプリンティング工場認定」を取得するなど、環境負荷の少ない工場を目指してきました。

弊社の立地する大阪市西区江戸堀では最近、新しい集合住宅が増えて若い住人や子供を目にすることも多く、また洒落たお店が新しくできたりと素敵な形で地域が発展しています。そのような中で、いわゆるベタな「印刷工場」がどれだけ地域と共生することが許されるのか、が試されているような気がしているからです。 古くから地域にいらっしゃる方からの見方と、新しく移り住んできた方々の目線。仕事をしている人からの目線と小さな子供をもつ親の目線。少しずつ違っていて当然だと思います。

また地域との共生を目指す、ということは現場で働くスタッフにとっても良い環境でなければならないのは自明の理で、さらにまわり回ってお客様や仕入れ先様、関連する方々みなさんにとって、環境負荷の少ない会社であることが大切なのだと考えています。 当然もろもろのコストアップになることも多いのですが、会社が継続して存続していくことを目指すのであれば当然必要な費用だとも。

余談かもしれませんが、昭和の時代に育った自分は、小学生のころ電車の駅では大人がプラットフォームでプカプカとたばこを吸っては、線路に吸い殻を投げ捨てるのを見てきました。当時はそれは全然悪いことではありませんでした。たしか、昔は飛行機内でも喫煙できたはず。今では信じられません。

それが今では分煙、禁煙が当たり前。世間の常識がどんどんとシフト、変化してくるのを見てきました。

絶対的な善し悪しの話ではなく、社会が許容できる線引きが変わっていく、ということが当たり前と捉えなければならない、というたとえ話です。(この「ちゃんとしないとダメ!」という風潮にはちょっとうーんと思うところもあるのですが、それは置いておいて。)

企業も同じでしょう。

企業も社会との共生が求められている以上、「前はこんなことせんでよかったのに」「昔はそんなこと言われなかったのに・・」という愚痴をこぼすわけにはいきません。積極的に社会的な要求や許容する範囲の変化に敏感になって、対応していくことが必要だと思います。

今回の受賞、こんな環境対策をやったから賞がいただけた、というよその会社が見たら驚いてくれるような特筆すべきネタは全然ありません。けれども逆に小さなことをコツコツ積み上げているのが評価されたようで嬉しい限りです。 これに満足することなく、この都会の工場でDTP、製版、オフセット印刷、製本加工と一貫したものづくりをできていることに感謝しながら、私たち一同、よりよい工場とは何かを自問していきたいと思います。

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また、弊社はこの10月から53期目を迎えることができました。創業者が大阪は阿倍野で印刷会社を創業してから数えると67年になります。有り難いことです。社員一同、気を引き締めて今後もお客様にご愛顧いただける会社を目指して参ります。