日めくりカレンダー熱

年末、いただきもののカレンダーが周囲にあふれます。
多くはマンスリー、毎月1枚ずつめくるタイプでサイズもデザインもさまざま。
当社も名入れカレンダーの通販をやっているので、マンスリーカレンダーのたくさんの注文を頂きました。

そんな私が、お客様の要望とは全く無関係に、私が作りたいから作っている、いわば偏執的に試作し続けているカレンダーがあります。

それは日めくりカレンダー。

それも、日本の伝統的な、昭和なお米屋さんや酒屋さんが配るような日めくりカレンダー。
以前、このブログでも紹介した
oka.hateblo.jp
これも、日めくりカレンダーへの偏愛から。

アサックでは来年分もすでに発注済み。

これはこれでいいのですが、どうせなら私たちでもこれ風の日めくりカレンダーを作りたい。自分たちの手で。
仕入れは紙だけ、あとは組版も印刷も製本もなにもかも、自分たちの手で。
とはいえ、結構ハードルが高い。

今年の年末までにはなんとか形にしようとスタッフにも頑張ってもらったのですが、まだ完成には至っていません。

組版は曜日、二十四節気そして六曜はもちろん、なじみのない旧暦や九星など正直よくわからない要素がてんこ盛り。
これを365日分並べて組版するのはもちろん大変。
データができあがっても、純白ロールという名前の、あのペラペラの薄い紙は印刷機を通ることを拒むし、
これをきれいに製本するのは一筋縄ではいきません。
製本するだけでなく、完成した後に一枚一枚がパリッと気持ちよくちぎれなければ落第です。

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今日の時点ではここまでできあがりました。まだまだ商品として世に出すには課題だらけ。
「こんなの欲しい人がいるのか?」という声にはあえて耳を貸さず、カタチになるまで頑張ります。

来年には(買う人がいるのかどうかは別にして)必ず商品化させたいと宣言しておきます。