「サッカー店長の戦術入門」

サッカー店長の戦術入門~「ポジショナル」vs.「ストーミング」の未来~ (光文社新書)

いったい何が書いてあるのか?…サッカー門外漢の私には最後までよくわかなかったです。にもかかわらず、夢中になって読んでしまいました。読後感も満足。
なんなんでしょうね。熱量かな?それとも語り口?内容?
プレーが専門ではない、戦術の専門家が語っているからおもしろいのかな。ほんと、最後まで何がなぜおもしろいのかよくわからないまま、けども満足に読了。


印刷とは全く関係のない話です。
プロサッカーリーグのJ1から数えてJ5にあたる関西サッカーリーグ1部の「おこしやす京都」ってご存じですか?
このチームが昨年のサッカー天皇杯で、J1のサンフレッチェ広島に5-1で勝ったという”事件”がありました。え?J5のチームがタレントも環境も資金も整ったJ1のチームに、1-0とかならまだしも、5-1で勝つなんてことがあるの?と驚いた記事はこちら。
この記事も超おもしろいです。

number.bunshun.jp

サッカー観戦が好きで世界中を放浪してた、それも自分ではボールもろくに扱えない、という人がプロサッカーチームの分析官になって、ってこれだけでもまるで漫画やんか!と思うのですが、その方が本当にジャイアントキリングを起こしたと。

この記事をたまたま読んで、へぇーすごい人がいるんだなぁと思っていたら先日新刊でこの方の新書が発売された、というのがこの本です。
何が書いてあるかよりも、誰が書いているか、で興味を読んでおもしろく読了したという久しぶりの本でした。
こんな人とサッカー観戦したら楽しいんだろうな。