製本の実験。木の板の表紙

印刷物を本の形にするにはいろいろな方法があります。
主にホチキスを使った中とじ、書籍でよく使われている無線とじ、ハードカバーとも呼ばれる上製本、あたりが一般的でしょうか。

で前から思っていたのですが、ハードカバーっていうぐらいだから、本当に表紙をどこまでハードに(堅く)できるんだろう、という興味がありました。

というわけで、ホームセンターで木の板を買ってきて、それを無線とじにできるか?という実験をしてみました。

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木と木で紙を挟んだ形
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版画に使う板のようです。厚さ4ミリ
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小口を断裁するのが無理だったので最初からジャストサイズで紙を切ってから木で無線とじをしました
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すっごくキレイに開きます

あんまり実用的ではありませんが、こんなこともできちゃいましたよ、というネタでした。
こういうことに一緒に面白がって実験をトライしてくれる当社の製本現場、手前味噌ながら最高です。