カレンダーシーズンを終えて

半年ぶりの投稿。

秋から忙しくしていたカレンダーの受注も12月の2週目には落ち着いてきます。
この年末のカレンダー商売について少し。おそらく大半の印刷会社がカレンダー会社さんへ既成カレンダーに名入れ印刷をお発注、それを仕入れてお客様に販売する、という流れ。これはこれで当社も毎年続いているのですが、10年ほど前に、自社の印刷工場でも小ロットだったらカレンダーを作れるよね、ということでネット限定でカレンダー販売を始めました。
当初、数種類のプラケースに立てるタイプの卓上カレンダーを販売するだけだったのが、今は壁掛けカレンダーやリング製本、壁掛け、日めくりカレンダー、3ヶ月カレンダーとどんどん商品が拡がってきています。
形状もデザインもさまざま、暦もいろいろ、お客様それぞれのこだわりや用途、要望を聞くことができて、とても面白い商材だと感じます。

いつのまにか、私自身も世の中の紙製カレンダーが大好きな人間になってしまいました。
紙も印刷も製本もそれぞれがすでに素敵なのに、それがひとつに合体してる。さらには歴史や暦もとっても奥深い。けれど、全く新しいものも創り出せる。それを社内のみんなで作り上げられるという幸せ。
まだまだ小さな商売ですが、楽しく成長させていきたいと思います。

写真は台湾の街角の食堂での日めくりカレンダー。中華圏では街の食堂、商店、あげくはタクシーの運転席まで、あらゆるところで目にするので楽しいです。